債務整理ってどんな仕組みなの?

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債務整理というキーワードは、一度は耳にしたことがある人も多いでしょう。
債務整理とは、いったいどのようなものなのでしょうか?
また、メリットやデメリットはどのような点が挙げられるのでしょうか?

そもそも債務整理とは?

債務整理とは、そもそもの借金の金額を減らして、債務者を金利負担の重みから少しでも楽にするためのシステムです。
名前の通り、「債務」の「整理」を行うものであり、その場合の「債務」とは、「借金」のことになりますね。
債務整理にはいくつかの方法があり、それぞれ特徴があります。
あなたがもしも借金に苦しみ、債務整理という手段をとることになったら、それぞれの特徴を正しく理解して、最も自分に適したものをチョイスするようにすることが重要です。
安易な選択をせず、自分自身の状況と照らし合わせ、計画的かつ安全な方法をとれるようにしてください。

自己破産による債務整理について

自己破産とは、現在債務者が負っている借金を、基本的にはすべて処分することになる制度です。
裁判所を通し、借金の返済が不可能であることが認められれば、その借金は面積となります。
ただし、滞納税金などの支払い義務は残る状態です。

自己破産のメリット

自己破産による債務整理のメリットは、やはりその借金が免除になることです。
客観的に支払いが困難であると判断されれば、誰でも手続きができる債務整理の方法でもあります。
自己破産を申し立てた場合は、消費者金融をはじめとした貸金業者からの取り立てはなくなるため、精神的な負担も減らしやすくなるでしょう。

自己破産のデメリット

自己破産という債務整理の方法を選択することによって、デメリットも生じます。
まず、10年以内は信用情報のブラックリストに掲載されてしまうことになります。
新しく借り入れをしたり、クレジットカードを作ったりすることは不可能になってしまいます。
また、原則20万円以上の資産は没収されてしまうため、自宅や自動車などの高級品を失ってしまうことにも繋がります。
また、弁護士や税理士のような一部職業によっては資格を失ったり、一定期間就業できなくなったりする場合もあります。

個人再生による債務整理について

個人再生とは、借金を減額しながら、三年以内で返済を進めていく債務整理の方法です。
減額の金額は借金の総額によって変動します。

個人再生のメリット

個人再生によって債務整理を進める場合のメリットとして、住宅や自動車などの資産を失わずに済むことが挙げられます。
借金の総額に合わせて、大幅に借金額が減らされるため、返済がしやすくなるのもメリットでしょう。
また、自己破産による債務整理のように、一度の資格を失ったり、就業制限がついてしまったりすることはありません。
ギャンブルや浪費などによって膨れ上がった借金でも手続きが出来ますし、申し立てをすれば貸金業者からの督促がとまるため、やはり精神的な負担を減らすことが出来るでしょう。

個人再生のデメリット

個人再生による債務整理を選択した場合にも、いくつかのデメリットはあります。
まず、10年間は信用情報機関のブラックリストに掲載されてしまうため、新規の借り入れやクレジットカードの作成は出来なくなります。
また、いくつかある債務整理の方法の中でも、最も手続きが複雑であるため、時間や手間がかかりますし、費用もかさみやすいです。

任意整理による債務整理について

任意整理は、借金の減額や分割支払いなどを、弁護士や司法書士に代行してもらって進める債務整理の方法です。
過払い金の返還請求と合わせて実施する場合も多い制度となっています。

任意整理のメリット

任意整理によって債務整を進めるメリットとして、まず周囲に知られずに進めやすいという点が挙げられます。
裁判所を通さず、弁護士や司法書士が直接貸金業者と交渉することになるので、債務者の負担も軽くしやすいというわけです。
借金の減額や、返済プランの見直し、猶予期間や分割の実践などを進めていくため、返済による負担を軽くし、スムーズな債務整理を進めていくことが出来ます。
また、負担が重くなりやすい将来利息をなくすことが出来ますね。
就業における制限や、資格を失うこともありません。
任意整理の依頼をしてすぐに督促が停まるため、精神的な負担も軽減しやすくなります。
更に、過払い金を請求することで、戻ってきた分を臨時収入として、返済に充てることが可能になります。

任意整理のデメリット

任意整理によって債務整理を進めることで発生するデメリットとして、まず5年間はブラックリストに掲載されてしまうことが挙げられます。
新規の借り入れやローンの編成は出来ません。
また、あくまで弁護士や司法書士による話し合いであり、自己破産や個人再生のような借金の免除ではありません。
そのため、基本的には返済を進めることになりますし、稀に貸金業者などによっては任意整理としての和解が成立しない場合もあります。

債務整理の方法を理解する

債務整理にはいくつかの方法があり、メリットやデメリットは様々です。それぞれの特徴を理解して、より適したものを選択する力をつけてください。

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