キャッシング金利の低さは、カードローンを比較する上で一番の基準となります。
設定されている金利が低ければ、カードローン返済時に支払う利息の金額が少なくて済みます。少しでも低い金利の設定されたカードローンを利用したいと思うなら、消費者金融のカードローンよりも銀行カードローンを使ったお金の借り入れをおすすめします。
貸金業法にも、経営規模の大きさにも影響されない「銀行カードローン」には、低い金利が設定されたカードローンが多くなっています。
目次
なぜ銀行カードローンは設定金利を低く設定しているのか？
そもそも、どうして銀行カードローンは消費者金融のカードローンとくらべて、低金利の設定が組まれていることが多いのか。低金利の設定が可能な理由を、まずは調べてみましょう。
審査基準を厳しくしている
一般的に、消費者金融のカードローンより、銀行カードローンの審査の方が厳しいと言われています。
銀行カードローンは、審査基準を厳しくし、「確実に返済完結してくれる人のみ」を審査に通します。これにより、債務者が返済可能になり債権者が経済的に打撃を受ける「貸し倒れ」を防止しているのです。
審査に時間をかける銀行も
「確実に返済してくれる人」にお金を貸すために、審査時間を長めにとる銀行が多いです。収入面の審査はもちろん、信用情報の審査にもみっちり時間をかけるのです。
消費者金融の審査に時間がかからないのは、審査基準が甘めなのも大きく関係しています。
貸金業法のしがらみを受けない
銀行経営は「銀行法」という法律に基づいています。「貸金業法」の制約を受ける消費者金融とは違う特性ですよね。銀行法には、金利の制限や総量規制など、貸付金額の制限もありません。
のびのびと、独自の審査、貸付が可能なのです。
キャッシングをメインで扱っていないため、経営に余裕がある
キャッシングをメインで扱う消費者金融と違い、銀行の扱うキャッシングは、ある意味「おまけ」です。銀行のメイン業務でないこともあり、銀行のキャッシングは審査において余裕があります。
金利の低い銀行カードローンTOP３
ここからは、設定されている金利が低く、借りやすい銀行カードローンをランキング形式でご紹介します。
1位 三菱東京ＵＦＪ銀行カードローン「バンクイック」
数ある銀行カードローンの中でも、金利他設定が優秀なのがこの、三菱東京ＵＦＪ銀行カードローン「バンクイック」です。
1.8~14.6%の低金利、即日審査、即日融資対応、銀行内にはテレビ窓口という独自の無人契約機を設置…と、メリットを上げるとキリが無いほどです。
審査も柔軟で、アルバイト、専業主婦でも利用可能なので、気軽に申込が可能です。私個人的にも、あらゆる記事で褒めているので、今まで何度褒めたかわからないほどです。
2位 住信SBIネット銀行カードローン
住信SBIネット銀行カードローンも、かなり低い金利が設定されています。
その金利設定は、驚きの「0.99~7.99%」。そして限度額も驚きの「最高1200万円」。審査が厳しく、申込から借り入れまで時間がかかることが多いのが考えものですが、うまく使えばかなり優秀な銀行カードローンです。
年収が高いなど、審査通過に自信がある方におすすめです。
3位 新生銀行カードローンレイク
新生銀行カードローンレイクの金利設定は「4.5~18.0%」と、決して低い設定ではありません。ではなぜここに羅列しているかというと、「無利息サービスが二種類あるから」にほかなりません。他のカードローンでは、通常一種類しか設定されていないことが多い銀行カードローンですが、新生銀行カードローンレイクではなんと二種類から選ぶことができるのです。
はじめてのキャッシングで、「30日間の無利息期間」と「5万円の借り入れまで180日間無利息」の2種類から選択可能となります。5万円までという小額借り入れに限定されるものの、180日間、およそ半年間無利息となるサービスは魅力的ですよね。
金利ばかりにとらわれ過ぎるのも危険
ここまでの話と矛盾するようですが、「金利が低いこと」を最優先して、カードローンを選ぶのはあまりおすすめできません。
消費者金融のカードローンの中には、女性専用のキャッシングサービス「レディースローン」や、「無利息サービス」などのサービスが設定されていることが多いです。
そういったサービスと、「低金利の設定」を天秤にかけて、利用するカードローンを選ぶことをおすすめします。
まとめ
「金利の低さ」を最優先して、主に銀行カードローンを紹介しました。
銀行カードローンの金利が低い理由、具体的にどの銀行カードローンが低金利なのか。今回私が説明した内容を参考にして、実際にお金の借り入れに利用する銀行カードローンを選んでください。
初回融資は限度額が低いことが多く、適用されるのは、銀行カードローンで設定されている「上限金利」に近い設定であることにも注意が必要です。
