キャッシングの金利が上がるケースはある?

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キャッシングを利用する際適用される「金利」。この金利の設定は、キャッシング利用者が受けた初期審査結果で決定することです。

この設定される「金利」が、後から引き上げられることはあり得るのでしょうか。今回はそういった「キャッシングの金利」が引き上げられるケースと、その原因について調べていきたいと思います。

金利が上がる原因

金利が上がる…というケースはあまり多くありませんが、まったくあり得ない話でもありません。具体的に、キャッシングの金利が上がるケースを考えていきましょう。

金利が上がるということは、それだけ支払う利息が多くなるということ。返済の負担が大きくなってしまうということです。できればそれは避けたいと思うのが、当然ですよね。

キャッシング限度額が下がった

金利の設定は、適用された限度額に応じて決まります。この限度額設定が高ければ高いほど、それに応じて金利が下がるのです。

つまり、もしこの「限度額設定」が下がれば、それに応じてキャッシング金利も上がるでしょう。限度額と金利は反比例するからです。

限度額を下げる依頼を出す人は少なくない

なんでそんな「限度額を下げて、金利を上げる」なんて損しかない行動を取るのかわからない。

ということを言う人もいるでしょう。しかし、この「限度額を下げる」という行動をとる人は意外といるのです。その、限度額を上げる理由は、「借りすぎを防ぐため」です。

そもそも借入可能限度額が低ければ、「お金を借りすぎてしまう」こともあり得ません。自分のキャッシング利用にセーブをかけるという目的で、「限度額を下げたい」という依頼を出す人も、少なくないのです。

信用度が下がったことによる引き下げ

キャッシング業者側が、利用者の「信用度」に疑問を持ち、金利を引き上げるということもあるでしょう。

金利が高いということは、つまり「キャッシング利用者への信用度が低い」ということです。債権者側は、金利を引き上げてたくさんの利息を徴収することで、キャッシング利用者が仮に返済不能となった際のリスクを減らしておくのです。

金融事故、他キャッシング申込などによる「ブラック」化

どうしてキャッシングの信用度が下がってしまうかというと、信用情報に、「返済遅延」などの悪い情報が残ってしまうからです。

特に、復数のキャッシングを並行利用している方が要注意です。他社のキャッシング利用で、返済遅延があった場合、自社のキャッシングでも同じことをされたくないと、債権者側が金利を引き上げるケースが多いのです。

または、短期間の「キャッシング申込」「クレジットカード申込」が多い場合も、要注意です。短期間の複数申し込み記録も信用情報に残ってしまい、その記録を見た消費者金融が、「金銭状況が悪い」と判断するので、信用度が落ちてしまうのです。

無利息期間が終わったことで「金利が上がった」と勘違いしたかも

「金利が上がった」と思っている人の中には、ただ単に「無利息期間が終わっただけ」だったというケースも多いです。

無利息期間の長さは、キャッシングの種類によってまちまちですが、ほとんどは「30日間」など短い場合がほとんど。あっという間に終わってしまうのです。

無利息サービスのほとんどは「初回借入時のみ」利用可能

無利息サービスは「初回借入時のみ利用可能」であることにも注意が必要です。

初回借入で無利息になったとしても、次回以降の借入には、高い金利が適用されてしまうのです。キャッシング利用者の多くは、「キャッシング利用を繰り返してしまう」という人がほとんど。継続的な借入を考えている方は、あらかじめ注意しておきましょう。

金利への関心をもっと強くもっておくべき

キャッシングと金利の関係は深いです。金利の低いキャッシングは、それだけで「優秀なキャッシング」だと言っても良いです。

金利設定だけが、キャッシングのすべてではないですが、一番わかりやすいキャッシングの評価項目であることは間違いないです。

金利設定で返済総額が決まる

金利設定の低さが、そのまま借り入れたお金の「返済のしやすさ」なのです。

金利が低いということは、つまり支払う利息が少ないということ。少しでも返済を滞りなく進めたいなら、金利の少ないキャッシングを利用してお金を借り入れましょう。

まとめ

利用しているキャッシングの金利が上がってしまうケースについて考えてみましょう。

金利が上がった時考えうるケースとしては、「限度額が上がった」「キャッシングの信用度が下がった」などが考えられます。

キャッシングの金利が上がると、借入額が上がるのと同じくらい、返済の負担を大きくしてしまう危険があります。

返済の過程を少しでも円滑に進めたいと思っているならば、少しでも金利の低いキャッシングを利用してください。

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