どちらがオススメ?銀行カードローンと消費者金融カードローンの違い

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カードローンを扱う会社は銀行/消費者金融/信販の主に3種類に分けられます。

その中でも、特に人気が高いのが銀行と消費者金融のカードローンです。

ここでは、銀行と消費者金融のカードローンを比較し、それぞれのメリットやデメリットなどからその違いを探っていきます。

銀行カードローンの特徴

まずは、銀行カードローンの特徴について触れていきます。

銀行カードローンには消費者金融カードローンにはない特徴が多くありますので、そちらを詳しくご紹介します。

銀行カードローンのメリット

銀行カードローンを利用するメリットはやはりその金利の低さでしょう。

具体的には、銀行は金利を4.0%~15.0%程度に設定しているところが多く、消費者金融は金利を4.0%~18.0%程度に設定しているところが多くなっています。

そのため、実際に借り入れを行う際には金利には3~4%の差が出てくるようです。

自動融資機能がついている

自動融資機能とは、口座からの支払いがある場合に足りない額を自動で振り込んでくれるというものです。

公共料金の支払いやクレジットカードの支払いを口座からの引き落としにしている方は、もし払い忘れても電気や水道を止められたり、クレジットカードの使用を止められることもありません。

総量規制の対象外である点

総量規制とは、貸金業者が顧客に融資できるのは年収の3分の1までという法律です。

消費者金融や信販はこの対象となっていますので、高額の融資を望む場合でも年収の3分の1以上の額は借りることができません。

しかし、銀行はこの対象ではありませんので、年収に関係なく融資を受けることができます。

銀行カードローンのデメリット

銀行カードローンのデメリットとして最も挙げられるのは、審査が厳しいという点です。

銀行カードローンの審査は消費者金融や信販のカードローンに比べて、厳しくそのために審査に落ちる方も非常に多くなっています。

審査の通過率も銀行が25~35%で消費者金融が40~50%程度となっているので、自信のない方は消費者金融カードローンのほうがおすすめです。

審査に時間がかかることが多い

消費者金融に比べて、銀行の審査は時間がかかることが多くなっています。

中には即日融資が可能な銀行なども存在しますが、大抵の場合は融資まで3~4日程度かかります。

遅い場合だと融資に1週間以上かかる場合もあり、即日融資を受けたい方など少しでも早くお金が必要な方は消費者金融のほうが向いていると言えるでしょう。

消費者金融カードローンの特徴

次に、消費者金融カードローンの特徴について触れていきます。

ヤミ金と呼ばれる一部の悪徳業者の影響で、消費者金融全体にあまり印象を持っていない方も多いとは思いますが、実際は銀行カードローンにないメリットも多く人気も高いです。

消費者金融カードローンのメリット

消費者金融の最大のメリットは審査の柔軟性ではないでしょうか。

たとえば、他社での借り入れがある方やアルバイトやパートといった非正規雇用の方など、銀行カードローンを利用するのは難しい方でも、消費者金融カードローンであれば審査に通過できる可能性があります。

また、職場への在籍確認を電話から書類へと変更してくれたり、わざわざ店舗に出向かなくてもWEB上で契約を全て完了できる会社も多くなってきました。

このように柔軟な対応が消費者金融のメリットとなっています。

消費者に嬉しいサービスが充実している

消費者金融カードローンは銀行カードローンと比べ、サービスが充実していることも大きな特徴となっています。

たとえば、消費者金融では30日間の無利息サービスを行っている会社なども存在し、高い人気を集めているようです。

このサービスは借り入れを行ってから30日間は利息が発生しないというもので、借り入れから30日以内に返済の目処が立っている方などは実質利息を払わずに融資を受けることができます。

審査が早く営業時間も長い

銀行に比べると消費者金融の審査スピードは圧倒的です。

銀行であれば3~4日かかることも少なくありませんが、消費者金融であれば最短30分程度で審査が終わることもあります。

もちろん即日審査にも対応しており、その日のうちにお金が必要な方にも安心ですよ。

しかも、無人契約機を設置している会社も多いので、わざわざ店舗に出向かずとも審査を受けることが可能となっています。

無人契約機の営業時間は~22時や24時間営業のところもありますので、日中はお仕事が忙しいという方にも嬉しいですよね。

消費者金融カードローンのデメリット

消費者金融カードローンの最大のデメリットは、やはり総量規制の対象となっているところでしょう。

年収の3分の1以上の融資を受けることはできず、専業主婦やフリーターなど収入がない方は問答無用で審査に落とされてしまいます。

ただし、例外としてご夫婦などの場合は、お二人の年収を合算した金額の3分の1となるので、審査を通過できる可能性もあります

上限額が低めに設定されている

融資を受けることができる上限額というのは、銀行と消費者金融であれば銀行のほうが高く設定されています。

そのため、もし高額融資を受けたい場合には銀行カードローンを選ぶほうが良さそうです。

ただ、銀行カードローンの審査は厳しいので簡単には高額融資を受けるということは難しいと考えておいたほうが良さそうです

向いている人と向いていない人

ここまで、銀行カードローンと消費者金融カードローンの特徴についてご紹介しました。

そこで最後に実例を参考にしながら、銀行と消費者金融のどちらが向いているかを見ていきましょう。

銀行カードローンが向いているタイプ

銀行カードローンが向いているのは、金利を少しでも抑えたい方や年収の3分の1以上の融資を希望している方です。

また、公共料金やクレジットカードの支払いを口座に振り込むのをよく忘れている方も、銀行カードローンを利用すればこのような心配はなくなります。

ただ、審査時間を含め融資までには時間がかかってしまうことも多いので、すぐにでも融資を受けたいという方は消費者金融のカードローンを利用するようにしましょう。

消費者金融カードローンが向いているタイプ

消費者金融カードローンが向いているのは、1分1秒でも早くお金が必要だという方です。

また、アルバイトやパートなどで雇用形態に不安がある方や他社から複数借り入れを行っている方なども消費者金融のほうがおすすめとなっています。

30日間の無利息期間サービスなどユニークな取り組みを行っている会社もあり、サービスの充実度を元にカードローンを選びたい方もこちらがおすすめです。

銀行と消費者金融の間が向いているタイプは?

「銀行はこれといったサービスがないし、消費者金融は金利が高いような…」

このように銀行と消費者金融の間で板挟みになっている方も少なくないですよね。

そんな方は、銀行と消費者金融のちょうど間のような信販カードローンを選ぶのも1つの手です。

信販カードローンは消費者金融ほどサービスが多いわけではないですが、ショッピングでポイントが貯まったりといったサービスがあり、銀行よりもサービスは豊富であると言えます。

また、金利で見ると銀行ほど低金利ではないですが、消費者金融ほど高くもないという位置を取っています。

つまり、金利やサービスを見ると信販カードローンは正に両者の中間と言うことができます。

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