闇金問題を解消するために警察に駆け込んだ話(体験談)

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私は以前消費者金融の借金返済ができなくなり、債務整理をしました。
債務整理をするとブラックリストに入ってしまい、当面消費者金融でお金を借りることはできません。
しかし思わぬ出費などがかさみ、どうしてもお金を借りる必要が出てきました。
そんな時闇金から「融資しますよ」と言われてしまい、その甘い誘い文句につい乗ってしまったのです。


返済ができなくなって警察に相談

結局闇金で借りたお金を返済することができず、執拗な取り立てを受けるようになりました。
とにかく深夜・早朝関係なく常に電話がかかってくるような状態でした。
どうして良いかわからず、警察に相談することにしました。
私の利用した警察の方は親身に相談に乗ってください、闇金と話をしてくれました。

闇金を怒らせてしまった

この私の警察に駆け込む態度で、闇金は激怒したみたいでした。
そして本人に行っても警察に逃げ込まれるだけと思ったのか、私の兄弟に執拗に取り立てを始めるようになったみたいです。
兄弟の自宅はもちろんのこと、職場、子供の通っている小学校にまで押しかけたと後で聞き、私はいたたまれない気持ちになりました。

再度警察に相談

このままいくと家族にも大変な迷惑がかかると思って、警察に何度も足を運んで被害状況を説明しました。
地元だけではらちが明かないかもしれないと思って、警視庁や検察、金融庁など思いつく限りのところに電話を入れて相談しました。
なぜ警視庁に連絡したかというと、その闇金業者は東京に事務所を持っていると聞いたことがあったからです。
そして兄弟を説得して、警察に被害届を出してもらうように説得しました。

兄弟は話を聞いてくれない

最初のうち私の兄弟は、全く私の話を聞いてくれませんでした。
確かに仕方のないことだと思います。
何せ自分に全く身に覚えのないことで闇金から脅され、日常生活に支障をきたしているわけですから。
「闇金から追われるようになった元凶はどこの誰だ!」という話になったら、私にはとても言い返すことはできません。

粘り強く説得して警察に相談してもらった

いろいろと言われましたし、最初のうちは兄弟もかなり感情的になっていました。
それでも闇金の問題を解決するにはこれしかないと思っていたので何度も頭を下げて説得しました。
なんとか説得が功を奏したみたいで、兄弟も闇金の話を警察にしてくれました。

警察が介入して闇金は姿をくらます

警察が本格的に捜査に乗り出したことを知って、どうやら闇金は姿をくらましました。
闇金からの執拗な兄弟への取り立てはすべてなくなったといいます。
何ヶ月かぶりに闇金におびえる日々から解放され、平穏な日常生活を取り戻したといいます。
闇金はどのような事情があっても、絶対に手を出すべきではないと今回の一件を経験して改めて実感した次第です。


まとめ

この一軒を見ても分かるように、闇金はお金を借りた当事者だけでなく、親兄弟も巻き込んでいく手口は案外有名です。
親兄弟としてみれば「世間体が悪い」となるでしょうし、当人は「家族をこれ以上巻き込まないでほしい」となって、闇金にお金を支払ってしまうことが多くなります。
今回の一件を見てみると、警察が捜査に乗り出せば闇金もそれ以上はさすがに動きづらくなります。
闇金業者も、自分たちが違法行為をしていることはもちろん自覚があるからです。
ですから警察に何度も足を運んで、闇金からの被害の状況を粘り強く説明することが大事です。

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