クレジットカードとカードローンの審査の違いとは?

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いまや、クレジットカードは現代人の必須アイテムとなったと言っても過言ではありません。通信販売やネット、携帯電話の契約など、あらゆる場面で必要となりますので一枚は持っているという方が多いのではないでしょうか?
もちろん、クレジットカードの契約をする際にもカードローンやキャッシングと同様に審査が必要となります。カード会社によっては審査がかなり厳しいケースもあり、審査で落ちてしまったという方もいらっしゃるでしょう。

では、クレジットカードとカードローンの審査にはどのような違いがあるのでしょうか?サービスの内容としては、同じように限度額が設けられており、その範囲内でサービスが利用できるようになっていますので、非常に似ていると感じられます。
しかし、同じ限度額で申し込みをした場合、審査の厳しさやスピードなどに違いはあるのか、という点が気になっている方も多いはずです。

そこで、ここではクレジットカードとカードローンの審査の違いについて考えてみたいと思います。

使途が限定されてしまう分、クレジットカードの方が審査は甘い?

ほとんどの方が最初に考えるのは使途がある程度限定されてしまう分、クレジットカードの方が審査が甘い、というものではないでしょうか?
基本的にクレジットカードはショッピングでしか利用することができません。こうして限定される分、審査が甘くなると考えられます。

しかし、実は案外そうでもありません。クレジットカードの場合、カード会社やサービスの内容によって審査の基準にかなり差があります。
ですので、厳しいカード会社の場合は、一般的なカードローンの審査よりもはるかに厳しいのです。

もちろん、カードのランクにこだわらなければ審査の基準は一気に甘くなります。ネット系のカード会社になると、本人確認の書類などを送る前にカードが届き、その日から利用可能となってしまうケースもあるほどです。

ですので、クレジットカードの審査はランクによって大きく変わると考えておきましょう。それに対してカードローンの場合は金融機関によって大きく審査の基準が変わることはありません。もちろん、限度額によって審査の厳しさはかわりますが、同じ限度額のカードローンであれば極端な差はありません。

ですので、クレジットカードの方がより慎重に利用するカード会社やサービスを選ぶ必要があると言えるでしょう。

キャッシング機能つきのクレジットカードの場合は?

では、キャッシング機能のついたクレジットカードの審査はどうなのでしょう。最近では、カードローンと同じように限度額内であれば現金を借りることのできる機能のついたサービスも多くなってきています。

この場合、クレジットの部分とキャッシングの部分は別で審査されることになります。ですので、キャッシング機能つきのクレジットカードの申し込みをしたとしても、キャッシング部分の審査に落ちてしまい、通じようのクレジットカードとなってしまうというケースも多いのです。
また、クレジットカードのショッピング枠よりも、キャッシング枠の方が少なくなってしまうケースもあります。

一枚のカードであっても、クレジット枠で審査を通過できたからと言って、キャッシングでも同じように利用できるとはかぎらないのです。

審査のスピードはクレジットカードとカードローンのどちらが早い?

では、審査のスピードで比較してみましょう。この点はやはりカードローンの方が早いケースが多いようです。キャッシングなどの世界では、即日融資サービスが一般的なものとなっています。なので、審査にもスピードを求められることが多いのです。
もちろん、クレジットカードにも即日発行可能なものもありますが、やはりカードローンほど一般的ではありません。
ですので、スピーディに利用できるのは選択肢の多さから言ってもカードローンの方が有利であると言えるでしょう。

クレジットカードとカードローンの審査は根本的に違っている

こうして考えてみると、クレジットカードとカードローンの審査は根本的に異なっています。ですので、カードローンの審査に通ったからと言って、同じ限度額のクレジットカードの審査に通過するとは限りません。
一見すると似たようなサービスのように思えるかもしれませんし、金融機関のカードにクレジット機能がついていることもあります。ですが、やはり審査の基準はそれぞれサービスを提供している会社によって変わるのです。

クレジットカードとカードローンはやっぱり別物だと考えよう

審査の面やサービスの内容から考えてみて、やはり最終的にはクレジットカードとカードローンはまったくの別物であると考えるようにしましょう。ですが、いずれにしても利用する際にはしっかりとした計画性が必要となります。返済に苦しんでしまうことのないように、計画的に利用するようにすべきです。

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