即日融資で借りても無利息サービスは適用される?

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キャッシング、カードローンでお金を借りる際、負担となってくるのが返済時の利息です。月々の返済額が少ない、返済期間が長いといった場合は利息だけでもかなりの額になります。そのため、なるべく金利の低いキャッシングサービスを見つけることは極めて重要なのです。

一方、大手キャッシング業者の多くは、低金利どころか一定期間内に返済すれば利息がかからない無利息サービスを提供しています。負担なくお金を借りるためには、こうした無利息サービスを利用したいところですね。早めに返すことで、精神的にもすっきりすることでしょう。

ところで、この無利息サービス、即日融資でお金を受け取った場合にも適応されるのでしょうか。即日で融資を受けられて、同時に無利息サービスも適用されるなら、キャッシングの自由度は一気に大きくなります。今回は多くの人が気になっているであろう、「無利息サービスは即日融資を受けても適用されるのか?」というテーマに沿ってお話しします。


無利息サービスとは?

無利息サービスはその名の通り、一定期間の利息がなくなるサービスです。大手キャッシング業者であれば、何らかの無利息サービスを提供しているはずです。業者によって細かな違いはありますが、まずは無利息サービスの大まかな概要についてご説明しましょう。

無利息サービスの概要

無利息サービスで利息がゼロになる期間は、キャッシング業者やサービスによって違いがあります。1週間、180日とさまざまな無利息期間がありますが、30日の無利息期間を設けいているキャッシング業者が最も多いようです。少額の融資を受け30日以内といった短期で返済する、というのが無利息サービスの最もメジャーな使い方となります。

無利息サービスは原則はじめての借入限定

キャッシング業者は利息から利益を得ることをビジネスモデルとしています。業者にとっては利益がなくなってしまうわけですから、無利息サービスは借入の度に毎回、無条件で提供されるものではありません。無利息サービスとはいわば「お試し期間」のようなものです。同じキャッシング業者で2回以上無利息サービスを利用することは原則不可となります。

しかし、7日間の無利息期間を何度でも提供する「ノーローン」など、一部例外はあります。その他、細かな点では各キャッシング業者で違いがありますので、利用に際しては詳しく規定を確認してください。


即日融資を受けると無利息サービスはどうなるのか

さて、いよいよ本題です。即日融資でお金を借りた場合、無利息サービスは適応されるのか?という問いにお答えします。結論から言うと、即日融資を受けても無利息サービスは問題なく適応されることがほとんどです。即日融資と無利息サービスについて、もう少し深掘りしていきましょう。

基本的には少額融資であれば問題ない

即日で融資することが無利息サービスを提供する上で障害となることはないようです。といっても、希望額が大きければ審査のハードルは高くなります。また、無利息サービスはほとんどの場合まだキャッシング業者との信頼関係が浅い初めての申込者が対象です。こうした双方の必要条件を考えると、即日融資を受けて無利息サービスが適用されるのは、少額の融資を希望する場合に限られるでしょう。

即日融資で無利息サービスはいつから始まる?

無利息サービスの開始日は最初の借入がされた翌日か、契約が交わされた翌日です。業者によってどちらの開始日が設定されているかは異なってきます。契約の翌日から無利息期間が始まる場合、契約後にすぐにでも借入をしなければ無利息期間を無駄にしてしまうことになります。

即日融資を受ける場合、契約日と借入日は同じ日です。そのため、無利息サービスの開始日を意識する必要はさほどありません。融資を受けた日はカウントされず、翌日から無利息サービスが始まることになります。

無利息期間をフルに活用できないことも?

即日融資を受けて無利息期間が始まっても、期間内に返せば必ず利息が0円になるというわけではありません。例えば、無利息期間が30日でも返済日が借入から20日後に設定されている場合、この日までに最低返済額を返済しなければ無利息期間が終了してしまうのです。そうなると、利息が発生してしまうのはもちろん遅延損害金も返済額に上乗せされてしまいます。

無利息期間内に間に合うよう返せばいいと考えていると、思わぬ痛手となってしまいかねません。返済日はしっかりと頭に入れておきましょう。無利息期間終了まえに返済日が来る場合には注意が必要です。

複数のキャッシング業者の無利息サービスを連続で利用できる?

即日融資でも無利息サービスが適用されることを考えると、複数業者の無利息サービスをはしごで利用して無利息期間を延ばせるのではないか?と考える人もいるかもしれません。A社での借入額をB社で借入して返済、B社の借入額はC社で借入して返済。この繰り返しをそれぞれの無利息期間で行えば、確かに理論上は無利息期間を大幅に伸ばせることになります。しかし、この方法は実際には現実的ではありません。

キャッシング業者は申込者の借入情報を共有しています。何度も借入しているという情報も、キャッシング業者に筒抜けとなるのです。キャッシング審査において、「借入が多い」という事実は印象が悪くなります。無利息期間を利用するときは、一社ずつにしておいたほうが無難でしょう。

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