あなたがカードローンの借金を完済できない理由教えます

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増え続ける借金……どうしていつまで経っても完済できないの!? そんな時は、一度冷静になって、完済できない理由を考えてみましょう。長年返済を続けていると、当たり前のように見える些細なことすら見落としてしまうことがあります。まずは落ち着いて完済というゴールまでに必要なものを見極めたいですね。今回は、あなたがカードローンの借金を返済できない理由について、一緒に考えていきます。

返済できない理由とは?

理由その① 収入と支出のバランスが悪すぎる

突然ですが、ご自分の収入と、生活費などで月にどれくらいお金が出て行くのかを正確に把握しているでしょうか? もしかしたら、毎月なんとなく頭の中で計算したような気になって、過ごしてしまっているかもしれません。「本当は毎月××円くらいは返済したいけど、今月も残りが少なくて……」なんて思っているならば、収入と支出のバランスが悪すぎるのかもしれません。

まずは、自分の収入と、1ヵ月に出て行くお金がいくらになるのかを、紙に書き出すなどして実際に計算してみましょう。頭の中で計算するのではなくて、いくら節約すればより返済できるようになるのかを、具体的に理解するのが重要です。

理由その② 利息だけを払い続けている

カードローンは、最低返済額さえクリアしていれば、毎月の返済額に融通がきくのが便利なサービスです。とはいえ、最低返済額の低さに甘んじていると、いずれ利息だけを払い続ける生活にはまってしまう可能性もあります。

「返済しても返済しても、なぜか元金が減らない」と感じる方は、もしかしたら毎月利息だけを返済する状態になってしまっているかもしれません。この状況に陥ると、いつまで経っても元金が減らず完済できなくなってしまうので注意しましょう。心当たりがあるならば、法律事務所の無料相談に参加するなどして、法律の専門家である弁護士に債務整理の手続きについて相談してみてください。

理由その③ ギャンブルから抜け出せない

「ギャンブルなんて、行かなければいいだけじゃない」と、お思いになる方もいらっしゃるかもしれません。ギャンブル好きの気持ちは、なかなか周囲に理解されないものです。それでも、返済しなければならない借金があると知りながら、気づけばふらふらとパチンコ店へ足を運んでしまうといった症状があるなら、一度は専門の病院で診察を受けてみた方がいいかもしれません。

今や「ギャンブル依存症」は、病気として認められています。パチンコ・スロット・競馬・ボートレースを始めとしたギャンブルを、自分の力ではやめられなくなってしまったら、医師に相談してみましょう。精神科や心療内科の中には、ギャンブル依存症を専門としている病院もありますから、足を運んでみてはいかがでしょうか。

理由その④ 条件の悪い借入をしている

あなたが借入しているカードローンの金利は、他のサービスと比べてどれくらいでしょうか? もしかしたら、高い金利で多額のお金を借りてしまっているかもしれません。金利の高さは、返済しても返済しても元金が減らなくなってしまう要因のひとつです。その上で複数の業者からお金を借りているとなると、さらに返済は困難を極めるでしょう。

今は、「おまとめローン」や「借り換え」と言って、現在借入している業者から別の業者へ、借金を移し替えることができるサービスが増えてきています。条件の悪い借入をしている自覚があるなら、より金利が低いカードローンへ借り換えをしてみてはいかがでしょうか? ただし、借り換え先をきちんと選ばなければ、今以上に完済までの時間がかかる契約になってしまう可能性もゼロではありませんから、その点はご留意ください。

理由その⑤ 身の回りの人間にたかられている

借金をしてまで、身の回りの誰かにお金の援助をしていませんか? 恋人や友人から頼りにされるのは、誰だって嬉しいものです。しかし、お金の悩みとなると話は別。親しい関係だからこそ、信頼関係のもとにお金の貸し借りの約束があいまいになりがちですが、それがトラブルの元になることもあるのです。

もしも恋人から「悪い、ちょっと今月も貸してくれない?」と言われることが続いているなら、少し冷静になって考えてみましょう。あなたの彼氏・彼女は、本当にそのお金を返してくれるのでしょうか? コツコツ返済しているのに完済できない借金は、実は身の回りの誰かのせいかもしれません。

おかしいなと思ったら相談するのが重要

今回は、カードローンの借金を完済できない5つの理由をご紹介しました。それぞれがまったく異なるシチュエーションですが、共通して言えることがあります。それは、「おかしいなと思ったら第三者に相談すること」です。どうしても完済できそうにないなら、法律事務所で弁護士に相談できます。また、ギャンブル依存症の疑いがあるなら、医師に相談できます。時には第三者の意見を適切に仰ぎながら、完済を目指していきましょう。

返済が手に負えなくなる人の特徴とは?

特徴その①

大きな金額を借りている意識がない先日も借りたばかりなのに、「大丈夫だろう」と思ってまた借りてしまう。こうして気づいた時には、借入総額は100万円を超えていた――そんな人の頭の中には、「前に借りたのはたぶん3万円くらいだから、まだ大丈夫だろう」などという甘い認識があります。大きな金額を借りているという意識が、抜け落ちているのです。自分が100万円借入していると意識していながら「まだ大丈夫」なんて言える人はいません。しかし、自分が100万円も借りていないと思っている人は「まだ大丈夫」と言ってしまうのです。知らないうちに払い切れないほど大きな金額の借入をしていた! ……なんてことにならないためにも、お金を借りたらその都度金額を正確にメモするなど、管理を徹底しておきたいですね。

特徴その② 家計簿をつけていない

「毎月のお金の管理は頭の中でやっているから、家計簿なんてつける意味がない!」とお思いになっていませんか? 実は、私たちが実際の生活で使っているお金は、頭の中で想像しているよりもはるかに多いのが実情です。一度でもいいので、スマートフォン用アプリなどの簡単な家計簿で記録をつけてみてください。これまでは意識しなかったような、ちょっとした出費や衝動買いが、かなり多くあるのに気づけるでしょう。キャッシングの返済は、毎月の限りある収入の中から計画的に返済していかなければ、いつまでも経っても返し終わりません。毎月いくら返済すればいいのか、そのためにいくら節約すればいいのか、家計簿をつけて具体的に計算してみるのをおすすめします。

特徴その③ 気が大きくなりすぎる

初めてのキャッシングで「10万円くらいならすぐに返せそうだし、とりあえず借りてしまおう!」なんて思ったら、要注意です。“たった10万円”に見えますが、たったこれだけの金額でも計画的に返済するとなると、意外と多くの時間がかかります。気が大きくなりすぎた人がその後のことを考えずに借入すると、最終的にはかなり切り詰めなければ返済できない状態に陥ってしまいます。初心者がキャッシングで借入する金額は、パッと見でかなり少なく見えても構いませんから、可能な限り控えめにしておきましょう。

特徴その④ とにかく何もかもがルーズ

お客さんとのアポ、友達との待ち合わせ、授業……とにかくいつも時間に遅れてしまう、そんな覚えはありませんか? お金の貸し借りだけでなく、いつもなんとなく物事をきっちりとできない“ルーズな人”は、キャッシングでも十分に注意しておきましょう。キャッシングには、返済期日があります。この日までにお金を返さないと、延滞金という手数料が追加でかかってくるのです。キャッシングで借りたお金を約束通りに返さないのは、友達から借りたお金を返さないのと一緒で、人に迷惑をかける行為。自分がどちらかというとルーズな傾向にあると思う方は、キャッシングの申し込みをする前に、「本当に約束を守れるのか?」と自分に問いかけてみてください。

特徴その⑤ 人に流されやすいお人好し

頼みごとをすると、なんでも優しく聞いてくれる人――そう言うと聞こえがいいですが、人に流されやすい“お人好し”のキャッシングは要注意です。世の中には、あの手この手を使ってお金を手に入れようとするズルい人がいます。それは、恋人かもしれませんし、友達かもしれませんし、同僚かもしれませんし、親族かもしれません。もしもあなたの身の回りの人から「実はお金が足りなくて……」と打ち明けられても、そう簡単には「自分が援助しなきゃ!」と思わないことです。また、それほど所得に余裕がないのに、誰かに奢りすぎるのも考えものでしょう。こうして人のためにお金を使ううちに、気づけば自分はキャッシングで何十万円も借入していた、なんてことになるかもしれません。

キャッシングは返済するまでがゴール

今回は、キャッシングの返済が手に負えなくなる人の特徴をお伝えしました。キャッシングの目的はお金を借りることですが、キャッシングの最終的なゴールは、借りたお金を完済することです。完済するまでは何事も終わっていないのだと、常日頃から覚えておきたいですね。実際に返済が手に負えなくなってしまってから家計を立て直すのは、至難の業です。中には、自分の力では立て直すのが不可能なため、債務整理という法律上の手続きを行う人もいます。このような状態に陥らないためにも、キャッシングでは借入する前からきちんと自己管理について考えておきたいですね。

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