ゴールドカードの審査と年収の関係

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ゴールドカード

誰もが憧れる、券面が金色に輝く「ゴールドカード」。

ゴールドカードは見た目が派手なだけでなく、サービスも一般カードとは段違いです。例えば、多くのゴールドカードは、空港の待ち時間を有意義に過ごせる「空港ラウンジ」が無料で利用可能になるサービス付きです。さらに旅行先でもレンタカーが優待料金で借りられるサービスの他、高級な旅行傷害保険も付帯します。見た目、ステータスだけでなく、実用性も豪華なゴールドカードですが、問題は「審査」です。

イメージでは、高額な年収をもらっていないと、ゴールドカードの審査に通らないと思われがちですが、実情はどうなのでしょうか。

以前に比べ、ゴールドカードの審査ハードルは下がった

以前は、ゴールドカードを持つためには、現在よりも厳しい審査をクリアせねばなりませんでした。

年収は500万円以上、大企業社員、勤続年数も5年以上…など、典型的なエリートしか持つことが許されなかったのです。しかし現在は、ゴールドカードと年収の関係も少し変わったようです。

年収以外の条件が良ければゴールドカードの審査に通る

現在のゴールドカード審査システムは以前と変わりました。以前は、年収500万円以下は足切りのような状況でしたが、現在はもっと多角的に審査が行われます。

審査の甘めなゴールドカードに限られますが、たとえ年収が300万円程度だったとえしても、勤続年数やクレヒスなどの基準が高い人はゴールドカードの審査に通るようになりました。ゴールドカードの種類も増えて、他社との差別化を測るという意味でも、審査基準がギリギリまで緩められているのでしょうか。

なぜゴールドカードのハードルが下がったのか?

ゴールドカードの審査において年収がそこまで重要視されなくなったのは、何より「プラチナカード」の存在が大きいです。

以前は存在しなかった、ゴールドカードより上位カードである「プラチナカード」が生まれたことにより、相対的にゴールドカードの特別感が薄れることになりました。それにより、ゴールドカードの審査基準をそこまで厳しくする必要がなくなり、年収条件が緩まることに繋がったのです。

年収に自信がない方は「提携ゴールドカード」がおすすめ

年収条件が緩まったとはいえ、まだまだ「年収条件が厳しいカード」「年収条件が甘いゴールドカード」があります。

自分の年収に自信のない方は、比較的審査における年収条件が甘い「提携ゴールドカード」へ申し込んでください。

提携ゴールドカードの審査は年収300万円程度で通る

企業が国際ブランドと提携して発行する「提携ゴールドカード」ならば、あまり高い年収条件を求められません。

審査の甘い提携ゴールドカードならば、年収300万円程度でも、正社員勤務の方なら十分審査に通る見込みがあります。提携ゴールドカードでも、カードによっては豪華なサービスが利用でき、ステータスを感じられるカードが多いです。

楽天ゴールドカード

提携ゴールドカードで私がおすすめなのが「楽天ゴールドカード」です。

ステータスの面では少し弱いですが、空港ラウンジ利用可能、楽天ポイント還元率アップなど実用性に優れたゴールドカードです。

何より、年収がそれほど高くない人でも審査に通っている実績があります。

プロパーカードは年収400万円以上欲しい

対して、国際ブランドがどこにも提携せずに独自に発行する「プロパーカード」は、発行にあたって年収の条件が厳しいです。

プロパーカードの審査で求められる年収の目安は「400万円」。これを下回ると、プロパーカードのゴールドカード発行はかなり難しくなります。

その分、プロパーカードには高級感とステータスが、提携ゴールドカードや一般カードとは段違いです。プロパー系ゴールドカードを持っているだけで、「多くの年収をもらっている」ことの証明になりますよね。

三井住友VISAゴールドカード

国内で圧倒的な知名度とブランドを誇るのが「三井住友VISA」カードです。

安定したサービスと、安定したステータスがあるカードなので、「どのゴールドカードを作ろう」と悩んだらとりあえずこのカードがおすすめです。

しかし、申し込み条件に「30歳以上」という年齢制限がついています。

この年齢制限からも、三井住友VISAゴールドカードの審査基準が高めなことを見て取れるのではないでしょうか。

若者なら「若者向けゴールドカード」に申し込んで

とはいえ若者は、「年収300万円」にも満たない人も多いです。不景気が嘆かれて久しい昨今は、余計にその風潮が強いです。

しかし年収の低い若者でも、若者向けゴールドカード「ヤングゴールドカード」の審査なら通ります。もちろんある程度の年収、その他支払い能力が求められますが、プロパーゴールドカードなどと比べるとかなり審査が甘いです。また、ヤングゴールドカードでクレヒスを貯めれば、後のゴールドカード審査でも有利となります。

UCヤングゴールドカード

UCカードの若者向けのゴールドカード「UCヤングカード」ならば、年収が低くても審査に通ります。20代限定のゴールドカードとなっていますので、気になる方は一秒でも早い申し込みをおすすめします。

まとめ

ゴールドカードと年収の関係、わかっていただけたでしょうか。

ゴールドカードの種類によっては、「年収400万円」など、厳しい基準が課せられています。しかし、年収が低くても発行できる「提携ゴールドカード」や「ヤングゴールドカード」もあります。

自分にあったゴールドカードを、審査基準で比較して探してみてください。

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