キャッシング審査に落ちる人の属性 そもそも『属性』とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

「これまで何社かキャッシングの申し込みをしたけれど、なぜかすべて審査に落ちてしまった……」ということはありませんか。もしかしたらそれは、あなたの“属性”に問題があるのかもしれません。あなたの属性の情報を見直して、なぜ審査に落ちてしまったのかを一度、考えてみましょう。

キャッシングの審査における“属性”とはどういうことでしょうか。また、審査に落ちる人の属性とはどのようなものでしょうか。キャッシングについての気になる情報をお伝えします。

属性とはその人の「返済能力」

キャッシングの申し込みにまつわる“属性”とは、あなた自身の情報のことです。消費者金融業は、キャッシングの申し込みの際に得た年齢・職業・年収などの基本的なプロフィールから、あなたの返済能力をはかっています。

属性は、これまでのあなたの借入や返済の履歴である“信用情報”とは異なり、自分の力で変えるのが難しい情報です。たとえば信用情報であれば、これまでに返済を滞納させてしまったことがあっても、それから先にきちんと支払いを続けてゆけば、6ヵ月ほどで書き換えることができます。しかし、属性を書き換えるのは容易ではありません。信用を高めて良い評価を得るためには、勤続年数や居住年数が延びるのを地道に待つしかないのです。

収入が少ないと審査に落ちる?

毎月の収入の関係で、ライフイベントなどで大きな出費が重なった時、家計の資金繰りが難しくなってしまうのは、決して珍しいことではありません。しかし、キャッシングの審査では収入が多い方が有利だとされます。収入が少ないと、キャッシングの審査に落ちてしまうのでしょうか。

たしかに、審査においては収入が多い方が有利になります。しかし、収入が低いからといって審査を通ることができないわけではありません。逆に、収入が多かったとしても職種が不安定であるならば、審査に通れないこともあります。収入の金額が少なかったとしても、毎月決まって入ってくるお金があれば、借入できるケースもあるのです。「収入が低いから」と諦める前に、まずは審査を受けてみましょう。

どのくらいの収入があればキャッシングを利用することができる?

では、具体的にどのくらいの収入があればキャッシングを利用することができるのでしょうか?これは、金融機関やサービスの選び方、そして借入希望額によって変わってきます。

たとえば10万円の借入をしたい場合はどのくらいの収入が必要となるのでしょう?制度の面から考えると、消費者金融などのキャッシングは総量規制の対象となります。そのため年収の3分の1までしか借りられません。これを逆に考えると、年収の3分の1までであれば借りることができるということになります。
つまり、10万円を借りたいのであれば、30万円の収入があれば借りられる可能性があるということを意味します。
もちろん、いくら総量規制に引っかからないとは言っても、そのギリギリの額となれば審査はかなり厳しくなってしまいますので、あまり現実的ではありません。そこで、少し余裕をもたせて、10万円の借入を希望するのであれば年収50万円ほどがギリギリのラインでしょう。

このように考えると、年収が少なくても意外とキャッシングを利用できてしまうことに気づくのではないでしょうか?

大切なのは収入の額より「安定した収入」

キャッシングの審査に通るか心配な方は、「収入の金額」ばかり気にしていますが、実は審査で大切なのは「安定した収入」です。

安定した収入とは、不定期ではなく毎月定期的で、金額もそれほど上下しない収入のこと。一般企業で働くサラリーマンならば、ほとんどがこの条件を満たしているのではないでしょうか。

消費者金融や銀行は、「いくら収入の金額が多くとも、不定期でいつ途切れてしまうかわからないなら返済能力は低い」という見解なのです。収入をもらうペースなどの他にも、「勤続年数が長い」ことでも、収入が途切れにくいことをアピールできます。

年収だけで審査に落ちるケースは稀

「収入が少ない」というその一点だけで、消費者金融や銀行の審査に落ちてしまうことは、今どきあまりありません。ですが、もちろん「収入が少ない」ということが理由で審査に落ちることもあり得ます。しかしそれは、極端に少ない収入である場合です。例えば年収が50万円未満などは、審査に通るのは難しいと思ってください。

とはいえ年収が少ないとしても、「勤続年数が長い場合」や「過去のキャッシング歴が優秀な場合」など審査に有利な情報を持っていれば、審査に通ることもあり得ます。

年収よりむしろ信用情報が大切

「年収さえ高ければ審査に通る」と思っている方も多いですが、キャッシング審査において、実は年収よりも「信用情報」の方が重要なのです。
消費者金融や銀行は、年収よりも過去のキャッシング返済記録の方が「返済能力に直結する」と考えているのです。

年収によってキャッシング審査に必要な時間は違う?

では、年収によって審査に必要な時間は変わるのでしょうか?これは金融機関や状況によっても変わってきます。
たとえば、年収30万円ほどの方が10万円の借入をしようとした場合、総量規制ギリギリの金額になってしまいます。そのため審査は厳しくなり、その分時間がかかる可能性があるでしょう。しかし、年収100万円の方が10万円の借入を希望している場合は、かなり余裕がありますので、審査にもそれほど時間がかからないでしょう。

ですので、年収の低い方の場合、できるだけ早く審査を終えたいと考えているのであれば可能な限り借入希望額を低く設定するようにしましょう。こうするだけで、審査のスピードをアップできるだけでなく、審査を無事に通過できる可能性も高くなります。

年齢は働き盛りであるほど有利

キャッシングの審査に落ちる人の属性として、“年齢が働き盛りでない”ということがあります。審査に通りやすい年齢は、若ければ若いほど良いということですが、まだ社会に出て間もない20代前半は不安定な時期です。もっとも審査に通りやすいのは、仕事も安定して働き盛りの20代後半から30代半ばとなります。

職種は安定しているほど有利

キャッシングの審査に落ちる人の属性として、“職種が不安定”ということがあり得ます。もっとも審査に通りやすい職種は、安定している公務員です。これに続いて、大企業の社員、中小企業の社員、自営業、アルバイトといった順で審査に通りやすくなっています。

アルバイト・パートでも審査に通るには

これからキャッシングの利用を考えているけれども、アルバイト・パートで収入が低いことにお悩みではありませんか。毎月の収入の額が安定していない上に、比較的収入の低い、アルバイト・パートの仕事。消費者金融のキャッシングサービスの中には、アルバイトやパートでも借入ができるとうたったものがありますから、まずはそちらへ申し込みをしてみてはいかがでしょうか。

アルバイトやパートはどうしても、正社員と比べると雇用形態が安定していないと捉えられがちになります。しかし、キャッシングの審査で重視されるのは、毎月きちんと収入があるかどうかです。アルバイトやパートの仕事をしばらく続けているのであれば、審査に通ることも可能でしょう。

勤続年数が長いほど有利

キャッシングの審査に落ちる人の属性として、“勤続年数が短すぎる”ということがあります。消費者金融業者からすると、きちんと返済をしてもらうためには、安定して収入のある人にお金を貸した方が安全だといえます。勤続年数が長い人は、この先に仕事を辞めていきなり収入がなくなるといった状況に陥りにくいと考えられるのです。

同様に、雇用形態や年収も、審査で見られるポイントです。雇用形態については正社員がもっとも有利だとされ、年収は高い方が有利だとされます。

持ち家があるほど有利

キャッシングの審査に落ちる人の属性として、“持ち家がない”ということがあります。持ち家がある人は、家を建てるだけの経済力があるという点でもポイントが高いですが、もしも返済ができなかった場合でも夜逃げをされる心配が少ないので有利となります。

とはいえ、若い世代の中には持ち家をもたないケースが数多くあります。賃貸や社宅や公営住宅では審査にまったく通れないのかと言えば、そういうことではありません。居住年数が長ければ長いほど審査には良い影響があります。

家族構成における有利・不利

キャッシングの審査では、家族構成においても有利・不利があります。なぜなら、子どもの有無など、家族構成によって給与のうちから返済に充てられる金額が変わってくるからです。たとえば、共働きの夫婦は、専業主婦のいる夫婦よりも審査で有利となります。また、子どものいる家庭よりも、子どものいない家庭のほうが有利となります。独身の男女も可処分所得が高いために、審査に有利です。

ただし、ある一定の年齢を超えている独身の男女は、結婚していないという点で信用のポイントが得られないため、審査に不利になることもあります。

固定電話を持っている方が有利?

少し前までは、連絡先の電話番号が、携帯電話よりも固定電話の方が審査に有利だと言われていました。自宅に固定電話があるということは、そこでの生活が安定していることを示しているからです。しかし、現在では経済的に余裕があったとしても自宅に固定電話を引かない人が増えているために、この基準が用いられることはほとんどないのではないか、とされています。

同居人がいると審査に有利

同居人がいれば、同居人に返済を肩代わりしてもらえると消費者金融が判断するので、審査に有利な属性となります。

実際には同居人に借金の肩代わりをしてもらうのは、そう簡単なことではないと思いますが、属性の審査では「返済能力が高い」という認識になります。

審査では属性より信用情報の方が重要?

ここまで、審査で重要な「属性」について説明しましたが、実は属性よりも信用情報の方が審査の比重が大きいのです。
申し込んだ人に、いくら年収が高額で、長い勤続年数の記録があったとしても、信用情報に傷がついているのは審査において大きなダメージです。
信用情報に記録された「金融トラブル」を、消費者金融や銀行が見つけた際には、「今は返済能力が高いが、またトラブル」を起こすかもしれないと判断されるのです。
信用情報に残った、「返済遅延」や「債務整理記録」などの記録は、最長で10年信用情報に残ります。一度信用情報に傷がつくと、元にもどるのに長い時間がかかることに注意しておきましょう。

「属性」の嘘はともかく「信用情報」の嘘はすぐにバレる

申し込みの際入力する、年収や、勤続年数などの属性の情報に関する嘘は確かにバレにくいです。あまりにも派手に嘘をつかなければ、もしかしたらその嘘は通るかもしれません。
ですが、「他社借入状況」など、信用情報に関する嘘はすぐにバレてしまいます。信用情報の記録は、信用情報機関という専門機関に集まっています。消費者金融などの審査の際には、信用情報機関から情報が集められます。その記録と申込情報を照らし合わせるため、嘘は通用しないのです。

借入件数も審査に関係する

キャッシングの審査に通りやすいのは、現在、他の業者からの借入がない人です。お金を貸してくれる金融業者の立場からすると、他の業者からも借入をしている人は、よっぽどお金に困っている人としてみなされます。業者としては、返ってくる見込みのない人にお金を貸すわけにはゆかないのです。

そういうわけで、実際には返済する余裕が十分あるとしても、複数の業者から借入をするのはあまり良い印象を持たれません。もしも今、別の業者からも大きな額の借入をしているのであれば、まずはそちらの返済を済ませておきましょう。キャッシングは、自分の収入に見合った、無理のない範囲での利用を心がけてください。

返済遅延があると審査に不利

キャッシングの審査に通りやすいのは、過去に返済が滞っていない人です。とはいえ、誰でも1度くらいは、うっかり返済日に入金するのを忘れてしまったことがあるでしょう。このように、うっかり入金を忘れてしまったとしても、すぐに入金をしていれば問題ありません。審査に不利になるのは、何度も続けて返済が滞ったり、催促があったのになかなか入金をしなかったり、といったケースです。

人間、誰でもミスをします。うっかり入金を忘れてしまうのは、仕方がないかもしれません。しかし、何度も続けて返済が滞ったり、催促があったのになかなか入金しなかったりすると、先方にルーズな印象を与えます。お金の貸し借りは、お互いの信用のうえで成り立っている行為です。ルーズな習慣には、気をつけておきましょう。

審査に通らないときは、まずは申し込みを控える

キャッシングの審査に通らない時は、別の会社へ何社も申し込みするのを控えておきましょう。なぜなら、短期間に何社もの金融業者へ申し込みをしてしまうと、“申し込みブラック”といって、一時的に審査にまったく通らない状態になってしまう可能性があるからです。

ある業者の審査に落ちてしまった時は、何らかの理由があります。まずは審査に通らない原因をつきとめて、次の申し込みで弾かれないように対策を取ってみるのが賢明でしょう。

過去にキャッシングを利用した回数も審査にかかわる!

過去にキャッシングを利用したことのある回数も、キャッシングの審査に関係しています。これまでにキャッシングを利用したことがないからといって、審査に通るとは限りません。初めてキャッシングを利用する人よりも、過去にキャッシングを利用したことがあり、かつ滞納などの記録がない人の方が審査に通りやすくなっています。このように、日頃からしっかりとしたお金の管理をしている実績が、後々の自分を助けてくれるかもしれません。借入をした後は、期日までにきちんと返済を続けてゆきましょう。

短期間に複数の申し込みは審査に不利

キャッシングの審査に通りやすいのは、短期間に複数のキャッシングやクレジットカードの申し込みをしない人です。たとえ、これまでに他の業者からの借り入れがなく、過去に返済を滞らせたことがなかったとしても、それとは無関係に審査に不利になりますから、注意してください。

短期間に複数の申し込みをすると、現在かなりお金に困っているとみなされ、審査に落ちる可能性が高くなります。新生活の前など、新たにキャッシングやクレジットカードを作る際は、ついつい立て続けに申し込みをしてしまいがちになります。うっかり申し込みをし過ぎると、その後しばらくはキャッシングの審査が通らなくなる可能性があるので、ご注意ください。

キャッシングの審査に通りやすい人の特徴について、代表的なものをピックアップしてお伝えしました。キャッシングは、信用のうえで成り立っています。客観的に見て信頼に欠けるような情報があれば、審査でマイナスの印象になるのを留意しておきましょう。便利なキャッシングですが、無理のない範囲で利用できるといいですね。

まとめ

キャッシングの審査における属性とは、年齢・職業・年収など申し込みをした人の基本的な情報のことです。消費者金融業者が審査を行う際は、これらの属性情報をもとに審査がなされます。それぞれの属性の情報によって、申し込みをした人に返済能力が判断されるのです。行動によってある程度変えてゆくことができる信用情報と違って、すぐにでも属性を変えるのは難しいといえます。しかし、審査に落ちてしまったならば、どこに原因があったのかをしっかりと把握しておきたいですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

SNSでもご購読できます。