クレジットカードの審査で見られているのはどんな情報なのか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

「クレジットカードを作りたいけど、なかなか審査に通らない…」とお嘆きのあなたのために、クレジットカードの審査で見られる内容を解説します。

「クレジットカードの審査で何を見られているのか」
「どんな人がクレジットカードの審査に通りやすいのか」

などを知っていれば、目当てのクレジットカード審査で落ちてしまうことはなくなるはず。

クレジットカードの審査で見られるのは?

クレジットカードの審査で何を見られているのか。それがわかれば、クレジットカードの審査に対する対策を立てやすくなりますよね。

クレジットカードの審査で見られるのは、大きく分けて二つの情報、「属性」と「信用情報」です。

属性をスコアリングで評価される

属性が指すのは、申し込んだ人のもらっている「年収」など収入の情報、そして今の職場に働いて何年か「勤続年数」も属性に含まれます。

この「属性」の情報を加点方式で審査して、あらかじめ定めた審査基準を満たしているか、その点を見られているのです。

信用情報を審査される

信用情報とは、申し込んだ人が現在他のクレジットカードやキャッシングに申し込んでいるのか。また、実際に契約を結んでいるのか。クレジットカードの利用状況、過去のクレジットカード利用履歴、キャッシングの利用状況も含まれます。

信用情報がカバーする情報は広く、クレジットカード会社もこの信用情報の審査に充填を置いています。もし、この信用情報の中に「クレジットカード支払い遅れ」や「キャッシングの返済遅延」があると、一気に「支払い能力が低い」という烙印を押されてしまうのです。

この信用情報には、短くとも5年、長くて10年間情報が記録されてしまいます。ですから、審査に不利な悪い記録が残らないよう、あらかじめ工夫が必要なのです。

他社のキャッシング利用があるとクレジットカード審査結果に悪影響が出る

現在のキャッシング状況も、信用情報の審査において重要です。多数のキャッシングを現在進行系で利用していると、それを見たクレジットカード会社が「お金に困っている」と判断しかねないからです。

また、クレジットカードに乗せる「キャッシング機能」が、「総量規制内」である必要もあります。いずれにせよ、現在多数の借り入れがあると、それだけで審査に不利なのです。

クレジットカード会社は「3C」で審査結果を出す

クレジットカードの審査基準を表した言葉に「3C」というものがあります。

これは、「Capacity(能力)」「Character(性格)」「Capital(資産)」を指した言葉です。CapacityやCapitalなど、金融に関する情報は納得ですが、Characterというのが不思議ですよね。

クレジットカードがCharacterを判断する流れ

Character<性格>は、属性や信用情報を総合的に判断して割り出されます。審査で見られる性格とは、「お金の扱いに慎重か」「金遣いが荒くないか」ということです。

クレジットカードの審査は、実際に顔を突き合わせて行われるものでないことが多いです。それゆえ、信用情報などを参考にしてクレジットカード会社が、「推測」するのです。

クレジットカードの審査に落ちてしまう人のための審査対策

ここからは、具体的に、クレジットカードの審査に落ちてしまう人に向けて審査対策をお教えします。

申込情報は正直に

まず、申込情報は性格に記載することが大切です。入力情報に誤りがあると、「誤りがあります」と指摘されますが、ここで重要なのが「嘘」の情報で申し込んだ場合です。

審査の甘いクレジットカードで、多少の申込情報の水増しはバレないかもしれません。ですが、審査の厳しいクレジットカードで嘘の申し込みをした場合、嘘がバレて審査落ちのケースが考えられます。

クレジットカードの審査基準はわかりません。どちらにしても性格な情報で、正直に申し込んだ方が確実です。

信用情報をクリーンにしておく

信用情報に含まれる情報は、上で述べた通りです。

「早くクレジットカードが欲しい」からといって、一度にたくさんのクレジットカードに申し込んだり、他社のクレジットカードで支払い遅れがあると審査に不利です。

クレジットカード支払い遅れの記録が消えるのを待つには、ただ時間の経過を待つしかありません。ですが、クレジットカードの同時申し込みをしないことは可能なはず。

申し込むクレジットカードは、狙いすました一枚に絞るのをおすすめします。

審査で在籍確認が行われる

審査において最後に待ち受ける「在籍確認」をご存知でしょうか。「在籍確認」とは、クレジットカード会社が、申し込んだ人の職場に行う、「確認電話」のことです。

この確認電話で職場に在籍していることを確認できれば、在籍確認は終わりです。なにも本人が在籍確認の電話に出る必要はありません。

在籍確認が取れないと審査に落ちる

この在籍確認も、クレジットカードの審査に含まれるため、在籍確認で審査に落ちてしまうケースも考えられます。

社員が多い大企業は、社員間の繋がりが希薄で、確認が取りにくいケースも考えられます。在籍確認で一番確実なのは、「自分が電話に出ること」です。なんとか在籍確認の対策を行っておくことをおすすめします。

まとめ

クレジットカードの審査で見られる情報を把握しておけば、審査に落ちてしまうケースを防げるはず。

クレジットカード会社が審査で知りたいのは、申し込んだ人の「3C」と呼ばれる情報です。年収や勤続年数などが含まれる「属性」の情報、クレジットカード利用履歴など「信用情報」を総合的に判断して「3C」を割り出されるのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

SNSでもご購読できます。